ロボットによる食事提供

まずここでは「人間との協働」は前提としない。 もちろん、完全自動化までの過程のなかで人間の介入は不可欠だが、 段階的に介入度は低くなり、最終的には厨房にはほとんど生身の人間が 入らなくて済むようにしたいわけだ。 そしてもうひとつの前提は「食事…

介護ロボット 開発の難易度

以前の記事「ロボット介護の青図」で挙げた、ロボットに代替させたい業務は おおまかに類別して7つほどになった。 現時点で私の考える限り、その中で最も難易度が低いものは見守りだ。 センサーや画像認識で移動や転倒などの異常などは正確に把握できるよう…

介護ロボット 現状の開発手法

平成29年7月14日現在 googleでもsafariでも「介護ロボット」で 検索すると、表示されるサイトはこんな感じになる。 1) 介護ロボットの学術記事 2) 介護ロボット紹介ー介護ロボット推進事業 3) 介護ロボットの一覧 - 介護ロボット推進事業 4) 介…

ロボット介護の青図

現状の介護従事者の国内総数は170~180万人と推計されている。 要介護認定者数は約600万人。2025年に介護従事者は約40万人不足すると予測されている。但しこれは介護サービスに直接従事している人数であって間接的に関わっている(例えば食事…

介護業界の未来予想図

介護業界の未来予想図はおそらくしかるべき研究機関で秀逸なものが描かれているのかもしれない。但しこの時代の2年前のアイデアはすでに陳腐化する可能性もあるし、 現在のものがまた2年後には前提がひっくり返ることもあり得る。 ここ2、3年はの未来年…

プロジェクト推進力の業界間の格差

オリンピックにしても、地方創生にしてもあらゆる事業は細分化したいくつもの プロジェクトがあって、このプロジェクトを実践するのは、その人数にかかわらず、 人間なわけで、いわゆる「プロジェクトチーム」というものが組織される。 (全部ひとりでやる場…

課題先進国 日本がロボットで解決すべき問題の理想と現実 (介護業界の例)

最初のロボット展で唱われた「ロボット革命元年の年」から約1年半が経っている。 私のクライアントは様々なかたちの高齢者施設の管理者または経営者であったり するのだが、相変わらず労働力不足に苦しんでいるし、それに起因するコスト増や サービスクオリ…

ロボット革命は本当に日本で起きるのか? その3

展示会は非常に盛況だった。取材も多かったようだし、多分主催者側の予想を 上回る反響だったにちがいない。 でも、ありがちな業界関係者どうしの情報交換の場といおうか、研究機関の 発表会といおうか、肝心の潜在顧客になりうる人たちをどのくらい呼び込め…

”ロボット革命”は日本で本当に起きるのか?その2

ロボット展で色々 聴講したシンポジウムでは「シンギュラリティ」とか「パラダイムシフト」だとかいうインパクトのある言葉は聞かなかったと記憶している。 あくまでロボット展だから AIそのものの進化と物理的な運動が、どれだけ人間に 近いかたちで変換さ…

"ロボット革命” は日本で本当に起きるのか? その1

「ロボット革命は日本で本当に起きるのか?」その1 約1年半前の2015年12月、私はビッグサイトで開催されていた 国際ロボット展をほぼ全日程視察して回った。相当数のセミナーやシンポジウムも できる限り聴講した。仕事は半ばサボって行ったのだった…